次回に続きますなんて言ってからもう10月ですね・・・。
大変失礼しました。
さてさて、何故腹式呼吸がよくて胸式呼吸がだめかというお話でしたね。
まずはそれぞれの確認からしましょう。

胸式呼吸は、主に肺周りの筋肉(肋間筋)を動かし肺を膨らませます。
これは雑学ですが胸式呼吸では交感神経を刺激します。
集中している際やストレスを感じている際に刺激される神経ですね。

ではもう一方の腹式呼吸。
こちらは主に肺の下側の筋肉(横隔膜等)を動かし肺を膨らませます
これも雑学ですが腹式呼吸では副交感神経が刺激されます。
リラックスしている時・寝ている時・脳を回復させるときなどに優勢になる神経ですね。

・・・この違いがどうのように変わってくるのでしょうか?

それぞれにメリット・デメリットありますが、歌う際に於いて私が一番重要だと思う点は
息のコントロールの仕方、特に無意識下で吸った息をどう体内に留めるか
ここが重要だと考えています。

胸式呼吸の場合・・・つまり肩を上げて息を吸い息を止めた場合、殆どの方が喉に詰まった感覚を覚えると思います。
これは息を体内に留める方法として、気道の門たる声帯を無意識に閉めてしまうためです。
そんな状態で声帯を自由に使う、歌を歌うというのは難しいですよね。

その点腹式呼吸に於いての息のコントロールは、横隔膜等の大きい筋肉によって行われるので
声帯を自由な状態にしやすい・声帯を閉めなくていい。
つまり歌が歌いやすい・声が出やすいと、こうなるわけです。

以上が歌における腹式呼吸が推奨される一つの理由でした。
長らく更新を怠ってしまいおまたせしてしまいましたが、
是非是非皆さん何の為に腹式呼吸をしているのか? 今一度振り返って練習してみてくださいませ!